2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧
かれこれ15年の付き合いになる友人たちが訪ねてきた。来年には子どもが生まれるのでしばらく会えなくなるという旨の連絡をしたところ、じゃあ今すぐ会おうということになり、新幹線と夜行バスで駆けつけてくれた。頻繁に連絡を取るわけでもなければ、前に3人…
ミステリーをよく読む。探偵ものより刑事ものが好きだ。最近はトリックより地味で緻密な捜査の末に事件の全容が明らかになっていく過程に楽しみを見出している。刑事ものというだけに刑事が主人公のものが多いが、鑑識課の警察官が主人公のものを見つけて読…
「ぐりとぐら」を知っているだろうか。二匹のねずみが主人公で、あるとき大きな卵を見つけて森でカステラを作るという絵本で有名だ。子どものころに読んでもらった記憶があり、懐かしくて手に取った。どうやらぐりとぐらはシリーズもので、ファンブックのよ…
外国語を勉強するとき、たいてい文法から学ぶ。英語であればS(主語)、V(動詞)、O(目的語)があって、主語によって動詞の形が変わって、疑問文があって、否定文があって。。。「こういうルールがあるんですよ」という形で学んだ。けれど、もっと他に言語を学ぶ…
旅先でホテルに泊まると、いろいろなお客がいる。単身だったり、恋人らしき人といたり、家族連れだったり。けれど、その人たちの素性は知れない。もしかしたら、嘘をついているかもしれない。 ホテル・ピーベリー<新装版> (双葉文庫) 作者:近藤史恵 双葉社…
読んだ本についてブログを書く時、できるだけあらすじや他の人の感想を先に読まないようにしている。文章力を向上させ、伝わる文章を書くために、上手い文章をたくさん読むことは重要だけれど、読んでしまうと影響を受けてしまって同じような内容になってし…
ずっと好きだったこと、続けてきたことを仕事にしている人は尊敬するしすごいと思う。今年読んだ漫画『チ。-地球の運動について-』では、胸が熱くなるほどの感動を覚えた。知への探求に突き動かされた登場人物たちが、命の危険も顧みず真理を追い求める姿に…
レイチェル・カーソンの遺作を読んでみたいと思い手に取った。著者はこの本にもっと書き加えたいことがあったはずだ。それでも日本の美しい自然の写真と共に一冊になり、こうして読めることはありがたい。 センス・オブ・ワンダー(新潮文庫) 作者:レイチェ…