前回のポストで出産についてのお知らせをしたので、まずはその報告を。3月5日に女の子を出産しました。諸事情あり子どもはまだ入院中のため、回復に専念しつつ、自分でも驚くほど回らない頭で本を一冊読んだ。これが「読んだら忘れない読書術」なので、何とも皮肉だ。
著者は精神科医の傍ら月20~30冊の本を読み、毎日SNSやメルマガを更新、かつ年に3冊は本を出版するという何とも超人的な人物だ。そんな著者の読書愛と読書の効用を惜しみなく詰め込んであるのが本書だ。
そもそも本はとてもコスパの良いものだ。1,000円程度で娯楽も知識獲得も叶う。時も場所も超えて自分の知りたいことに出会えるし、時間の制限もない。著者や登場人物に一方的に思いを募らせることもできるし、現実から離れて架空の世界に飛び込むことができる。願わくば、その発見や感動をいつまでも自分の中にとどめておきたいというのは自然なことであり、その素晴らしさを誰かに広めたり、議論できればなおいいだろう。けれど、読んだ本の内容を覚えておくことはなかなか難しい。読んだという記憶はあれ、どんな内容だったかを語れないという人は多いのではないだろうか。筆者はそれを大変もったいないと感じてこの本を執筆した。
読んだ内容を記憶するために「アウトプット」が重要だと筆者は言う。人間の記憶力には限界があり、「インプット」しただけでは知識の活用には至らない。勉強法でよく紹介されるように、1週間に3回アウトプットすることで記憶の定着を図るのがいいようだ。アウトプットは人に本を紹介したり、メモやマーカーで印をつけたり、SNSやブログで感想を文字にしたりというのが当てはまる。1週間とはいかないが、本の内容を人に説明し、こうしてブログに書いていると、なんとなく内容が身についてきていると感じる。
まとまった読書時間が取れない人も多いだろう。そんな人に朗報なのがスキマ時間で読書した方が集中力が高く、読書効率が良いという情報だ。少しずつしか読み進められないように感じるが、その分内容に集中できる。「ここまで読む」と決めて時間内に読むようにするとさらに効果的なようだ。
その他にも良書の選び方や電子書籍と紙の本のメリットデメリット、著者おすすめの本の一覧など、読書に関するあれこれを知ることのできる一冊になっている。
これからの読書がさらに楽しみになった。
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