心理状態を表す体のマイクロジェスチャーをつぶさに観察し、人の言葉に隠された嘘や動揺を見抜く。行動心理捜査官・楯岡絵麻シリーズ第4弾。
(あらすじ)
容疑者の自供率100パーセントを誇る行動心理捜査官・楯岡絵麻は、容疑者の行動の癖、仕草から嘘を見抜く取り調べのエキスパート。ミュージシャンの薬物中毒死、ご近所トラブル、青少年のリンチ事件の裏に隠された真相を暴く。また、楯岡は元恋人の塚本の依頼で国際テロ組織へ潜入し、危険な賭けに出る。
アーティストの薬物乱用、ご近所トラブルが発端の不慮の事故、若者の行き過ぎた暴行、どれも表面的に見ればありふれた事件や事故に思われ、関係者、容疑者たちにも明確な殺意がなかったように見えていた。決定的な証拠もアリバイに不審な点もなく、ともすれば事故や過失で終わりそうなケースを見逃さず、嘘のサインから真実にたどり着くというストーリー展開は大きく変わらないはずなのに、こんなにも多彩なトリックと心理戦が繰り広げられるのかと毎回ワクワクしてしまう。
相手の行動の癖を知るサンプリングや、嘘をつくときに表れるサインの解説を読んでいるうちに、人との会話やドラマのシーンで人の顔や仕草を観察するようになってしまった。
