31歳でカフェと雑貨の店「くるみの木」を始めた著者の35年間と人生の在り方を綴ったノンフィクションを読んだ。
何気なく通った道で見つけた気になる場所で、カフェを開きたいと思い立ち、彼女の人生の歯車は回りだす。子どものころからの夢、祖母からの教え、人との関わりが好きな自分に気づき、次々と行動に移していく。自分という木を育てるべく、種を蒔き、環境を整え、剪定し、そして次の世代を見据えてまた種を蒔く。
奈良にあるカフェ「くるみの木」は現在も営業中のよう。お客さんの何気ない一言から追加されたメニューも健在で、筆者のこだわりが息づいているよう。人を大切にし、人に喜んでもらうためにはを常に考えていたという筆者の言葉にも納得できる部分がある。
晩年に向けて住まいを新しくし、人生を振り返るとともにこれからの生活ややりたいことに胸躍らされる章では、人生はこれからだという勇気をもらった。
自分という木はまだ小さい。環境を整えて、これからどんどん成長していきたい。
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