秋晴れとなった三連休。日中は少し暑いけれど日陰や風は涼しい。やっと過ごしやすい季節になってきた。
ハイキングやキャンプなど、休日の過ごし方の選択肢にアウトドアが入ってくるようになった。しかし、アウトドアをなめてかかると大変なことになりそうだ。
ショッキングなタイトルだ。アウトドアに行く前に気を付けておくことや持ち物が紹介されているかと思いきや、ほとんどがアウトドアでの死亡事故を扱っている。山だけでなく、海、川での危険事例や動植物による死亡事例も載っている。アウトドア全般に役立つ知識が実際にあった事故と共に紹介されていてとてもリアルだった。
まず登山。ツアーだけではなくサークルや個人で気軽に楽しめる山が多い半面、思わぬ事故に発展する危険性はぬぐえない。滑落しなくても転倒時に打ち所が悪ければ最悪死に至るし、落石や土砂崩れの可能性もある。ハチや蛇にかまれた時の対処法(水で洗った方がよいか、冷やした方がよいかが違う)や、道に迷ったときには来た道を戻るべき(心理的に意外と難易度高い)という知識はあらかじめ持っておきたい。野生動物への餌付けもダメ、ゼッタイ!人ってこんな簡単に死ぬのか、とショックを受けた。絶対単独登山なんか絶対しない。
続いて海、川。海水浴シーズンは過ぎても、ダイビングは年中できる。冬の海は透明度が高く生き物の種類も変わるため、冬の海が好きなダイバーも多い。海の生き物にも毒をもつものがいるので、むやみに触ったり踏みつけないように注意が必要だ。釣ったよくわからない魚は素人判断で食べてはいけない。川のそばのキャンプは楽しいけれど、天気予報をしっかり確認。前日に大雨が降っていたら増水の可能性があるので川でのキャンプはあきらめる。テントの中で火をおこしてはいけない。
そして山の幸、山菜やキノコ類。山菜やキノコはスーパーか道の駅で買うのが吉。食べれるキノコに似た毒キノコ多すぎ。どこかのキノコ専門家も、食べれるキノコかそうでないかの見分け方は、スーパーに打っているかどうかだと言っていた。個人的にチョウセンアサガオ(いろんな食べられる植物に似ている)の俗称がキチガイナスビなのが面白すぎた。中毒症状は食べてから大体15分くらいで出始める。そのうち治ると思わずすぐ病院へ!
安全にアウトドアを楽しもう!