Mikatsuの本棚

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読書で世界旅行#3 日本 茶道の入り口

昨年の冬に茶道を習い始めてから、書店の茶道関係の本棚をうろつくようになった。

割稽古をつけてもらってはいるものの、何をしたらいいのかさっぱりわからない。忙しいと月一回しか行けなくなり、ますます覚えられない。掛け軸も花もお菓子も茶碗も、何の教養もない自分に毎回あきれながら恥ずかしくなりながら楽しんでいる。

茶道とは何だろうか。日本の歴史や文化とも深くかかわっているため、安易にこれだと言えず、けれども少しでも知りたいと思い読みやすそうなものから手を出すことにした。

入門した人、したい人のための本。とてもありがたい。

茶道の上澄みすら知らない身としては、まずは広く浅く知るところから始めたかったのだ。

お点前の種類や茶道具の名前、お菓子の種類、伝統工芸や掛け軸(書)の意味。習い始める前にこの本を読めていれば、稽古場で赤面する回数も減っていたかもしれない。抹茶のお店、茶道体験のできるところ、扇子や着物の老舗の紹介もあり、今後道具をそろえることになってきた際はぜひ参考にしたい。

今まで興味がなかっただけなのだろうけれど、茶道に関する博物館や美術館は意外と多い。東京・京都が圧倒的に多いので、どこかで旅行がてらいけたらと思う。