30代ってどんなイメージですか(でしたか)?
バリバリ働いて?
結婚や子育てをして?
いろんなことに悩んで?
初老ライフなんてまだまだ先かもしれませんが、この本を読めばきっと生活に初老ライフを取り入れてみようと思えるかもしれません
『30代の初老ライフ』
Kei 著
ブログが書籍化された本です。
著者は当時36歳のKeiさん。バリバリ働いた20代があり、体調を崩したことをきっかけに治療にあたりながら「30代の初老ライフ」というブログを書かれていたようです。
Keiさんの体調不良は不妊やメンタル不調も起こし、働くことも子供を持つこともあきらめざるをえないものでした。
そこで30代をもっと充実させたい!バリバリ活躍したい!と思っていた自分はもしかしたら「そうしなければならない」「そうすべきだ」という思いに囚われていただけなのではないかと考えます。
体調を崩して改めて、生きるとは、幸せな生活とはということを模索されているように感じました。
例えば、断捨離
忙しない日々の中でいっぱいになったクローゼット、何年も着ていない服や履いていない靴はありませんか?
よく着ている服と全く着ない服、それとなく分別していつかは捨てて(売って)もいいかもしれません。
場所にも心にも「空き」があると余裕が生まれます。
例えば、家事
電化製品が普及しても、生きている限り必ず発生する家事。
早く!楽に!を追求しがちですが、「今日の掃除はここだけやる!」を決めてやってみるとスッキリしていいかもしれません。
本で紹介されていた「1枚の雑巾が黒くなるまで掃除する」をやってみました。きれいになるし達成感が目に見えてちょっと楽しかったです。
例えば、自分を大切にすること
自分へのご褒美に買い物する、美味しいものを食べる、友達と飲みに行く。全部とても素敵なことです。
そのほかに、お気に入りのマグカップを買って毎日使いにする、自分の価値基準を大切にする、頑張って人付き合いしない日を作るとかやってみるのはどうでしょうか。
自分にはまだまだ経験もなく理解も及ばないことが数多くありますが、この本のおかげで少し視野が広がりました。
初老ライフに興味をお持ちのあなたにもぜひ読んでいただけたらと思います。