語学学習者、ビジネス洋書を読めるようになることを目標としている人に役立つ情報が多いと感じたためシェアします。
※この本では、「洋書」は「アメリカで出版されている英語のビジネス書」を指します。
『他人より先に洋書を読んで億万長者になりなさい』
三浦哲 著
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著者によると、アメリカのビジネス書は日本より約5年は進んでいるといわれる。
アメリカで出版された本がベストセラーになったとしても、もちろん全てが日本語に翻訳されるわけではない。もし翻訳され本屋で売られたとしても、それは元の英語の本が市場に出てから数年かかっているため、「最新」とは言い難くなる。
ではどうするか?
翻訳を待たず洋書で読めれば大多数の日本人より先にビジネスの情報を取り入れ、活かせるのではないか。
そのためのステップを会話形式で紹介してくれているのがこの本です。
特にためになると感じた4つについて紹介します。
1. フォーカスする
2. 加点方式を採用する
3. 日本語で予備知識を得る
4. まず一度目を通して自分の理解度を測る
1. フォーカスする
本から何が得たいのか、英語を学習するならなんのためにしたいのか。
洋書なら、ビジネス書を読みたい?ビジネス書とはマーケティング?セールス?経営について?
目的を絞ってより細分化していくことで、今何を学ぶ必要があるのかが見えてくる。
2. 加点方式を採用する
学校教育の影響か、性格によるものなのか、減点方式で物事を見る癖のある人は加点方式を採用すること。モチベーションの維持と学習の継続に役立つ。
「何ができないか」「何が足りていないか」から「何ができるようになったか」「どこまで理解できるようになったか」へシフトしてみてほしい。
3. 日本語で予備知識を得る
英語でわからなければ日本語で周辺知識を得ていけばいい。翻訳された本がなくても類似書籍や有名な理論なら日本語で調べられるはず。
予備知識を得ることで洋書の理解度は上がる。
4. まず一度目を通して自分の理解度を測る
健康診断や資格受験の際にまず検査(テスト)は欠かせない。
洋書を全く読めなくても、目次は理解できるか、簡単にななめ読みして現在の理解度を測ろう。
なぜ理解できないのか対策が立てやすくなり、1回目以降の成長度も加点方式で測りやすくなる。
その他のスキルはぜひこの本を手にとって確認してください。