Mikatsuの本棚

本を読んだ感想など書いています

まんがで身につく 続ける技術

勉強、ダイエット、英会話etc.

習慣化したいけど続かない

意志の弱い自分を何とかしたい

続ける技術をお手軽に知れたら、という願いをかなえる一冊

 

 

 

「まんがでわかる~」「まんがで学ぶ~」みたいな本を書店でよく見かけるようになりました。分厚いビジネス書や古典などを絵や漫画のストーリー仕立てで簡単に読める本です。

ちょっと内容が気になったときや読書に苦手意識がある、時間がないけど何か読みたい時にもさっと目を通せて1日もかからず読めるので便利ですよね。

 

「まんがで身につく 続ける技術」なんてタイトルにひかれて手に取ってみました。帯にもやる気がなくても続けられるなんて書いてあって、根性論ではなさそう、と予想できます。

 

この本は行動科学マネジメントという手法を用いて、精神論や努力といった概念から離れた行動に焦点を当て、ものごとを続ける(禁煙などやめることを続けることも含む)にはどのようにしたらよいかを解説してくれています。

 

まんがの主人公も、英会話、ダイエット、パチンコ通いをやめるなど様々なことを続けるためにこの手法を実践しているので、読者も具体的にどうしたらいいのかを知りやすくなっています。

 

続ける技術の中には、「不足行動」「過剰行動」という用語が出てきます。

 

不足行動は英会話や運動など、これから増やそうとしている行動のことです。英会話教室やジムに入会したものの、なかなか続けられず結局退会してしまう、なんてことにならないためにはどうしたらいいのでしょうか?

例えばいきなり毎日1時間やろうとせず30分の一コマだけ週2回やるルーティンを作る、ジムに〇回いったらお気に入りのカフェに行くイベントを設けるなど、目標のハードルを下げることやご褒美のシステムを作ることが紹介されています。

 

過剰行動はお菓子を食べすぎてしまうことや禁煙など、減らしたい・やめたい行動のことです。ついついコンビニでお菓子を買ってしまったり、何度も禁煙しようとして挫折してしまっている場合、どのような行動が効果的でしょうか?

この本の中では、お菓子を家に常備せず、買いたくなったらあえて遠いコンビニに行くというルールにしたり、喫煙道具一切を捨ててしまうという、行動のハードルを上げたりそもそも行動の発生源となるものを捨てるという方法が紹介されています。

 

まんがで何かを学べるなんて、いい時代ですよね。

今後もいろんな本や漫画から学んでいきたいと思います。