心理状態を表す体のマイクロジェスチャーをつぶさに観察し、人の言葉に隠された嘘や動揺を見抜く。行動心理捜査官・楯岡絵麻シリーズ第2弾。
(あらすじ)
容疑者の自供率100パーセントを誇る行動心理捜査官・楯岡絵麻は、容疑者の行動の癖、仕草から嘘を見抜く取り調べのエキスパート。監禁事件、サイバー犯罪、爆破事件の解明を急ぐ。そして、かつての恩師を殺した犯人に確実に近づいていく。
2巻目にして気になっていた事件に進展があり、目が離せなくなった。つかみきれない犯人像に罠と知りながら容疑者への接近を試みる楯岡、時効成立後も事件を追い続ける元担当刑事、用意周到さと残忍さを持ち合わせる犯人との心理戦が最大の見どころだ。解決するかに思えた事件は、思わぬ形で裏切られる。犯罪者を裁くこと、被害者の無念を晴らすこと、遺された人たちにとっての救いとはどういうことかということについて考えさせられる話でもあった。
このシリーズは現在KindleUnlimitedで読めるので、今のうちに読んでおきたい。
