Mikatsuの本棚

本を読んだ感想など書いています

親としてできること

来年、親になる。これまで甥や姪の食事の好き嫌い、習い事、YouTube・ゲームとの付き合い方など、他人事として聞いては無責任に意見していたものの、自分の番がやってくると、皆目見当つかない。時間のあるうちに色々調べてみようと思う。

現在、KindleUnlimitedでひろゆきの本がたくさん読める。いきなり育児専門書はハードルが高いので、軽い気持ちで読み始めたが、参考になることが多いと同時に、自分の育った環境についても振り返ることができた。

・名前について

キラキラネームが問題になって久しいけれど、最近は初見で読めない名前の人も増えているし、以前より寛容な雰囲気があるように思う。ただ名前を付けることは、そもそも「他人が呼ぶ(読む)」ためであるという目的を念頭に置くべきだと知った。自分の子供は特別に思うだろうし、特別感のある名前をつけたいというのもうなずける。けれど「読めない(呼べない)名前」を付けるハンデは意外と大きいことに留意したい。

・好奇心をつぶさない

この本でしばしば登場する言葉が「好奇心」だ。いいことであれ悪いことであれ、親からすると「なんでそんなつまらない(変な)ことをするの?」と思うようなことでも、子どもは親とは別の生き物として、日々新しいことを学び、興味を育てていく。犯罪や大けがをするようなことにならなければ、ある程度自由にやらせておく忍耐力のようなものはいりそうだ。自分は親に「そんなことをしても将来役に立たない」という理由でできなかった、止めさせられたことがいくつかある。それらが今でも後悔や嫌な思い出として残っていることを踏まえると、好奇心をつぶすような言動・行動には注意したい。

・子どもは真似る生き物

子どもは身近な大人の言動や行動を真似る。甥の一人はスマホが大好きだけれど、まだ2歳なのでゲームをするわけではない。親がスマホをよく見ているので、自分も同じように触りたいようだ。子供にしてほしいことやしてほしくないことは、親の行動によってある程度手本を示せるかもしれない。しかし子どもは親以外からも情報を取得して真似るので、あまり期待しない方がいいようだ。また、物事の背景を深く考えられるほど発達していないことが多いので、なんでも使えるわけではない。

・親が健全であることの重要性

少子化が加速すると、子育てに厳しい環境になる。共働きが当たり前の世の中で、それでも親(特に母親)に対する期待値は異常に高い。子供には不自由なく過ごしてほしいし、健康に育ってほしい。けれど優先すべきは親が健全であることだ、という意見にはっとした。子育てという長いプロジェクトを進めていくために、便利なグッズやサービス、離乳食をうまく使いながら自身も元気でいるべきだと思う。

スマホ・インターネット

この二つに関して「いつからさせるべきでしょうか」という質問を著者は受けることが多いらしい。著者はこれに対して「何歳でも」と答えるようだ。危険なサイトや不適切なアプリもたくさんあるが、これからの社会でこれらと断絶して生きることは不可能で、親が禁止していても結局子どもはどこかでふれる機会が出てくる。であれば、どのようにスマホ・インターネットと付き合っていくのがいいのか、一緒に考えた方がいいだろう。悪いことだけではなく、学習の多様性や世界の広さを学ぶこともできるので、単に「危険だからさせない」という姿勢でいない方がいいと思った。

 

そもそも子育てに不安を覚えるのは当たり前で、それでいいという意見はありがたかった。「これは正しいのか?」と自問したり疑ったりすることで、周りのアドバイスに耳を傾けたり、試行錯誤しながらやっていくのだろうと思う。

どんなに覚悟や準備をしても、思い通りにはいかないのは重々承知だけれど、子育てについての好奇心を自分でつぶさないでおこうと思う。