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学歴は役に立つ

受験生だった時に誰もが知っていた有名大学は、今も有名大学のままであることが多い。社会に出て優秀だと思う人は、有名大学を出ていたりする。進路に迷ったら、有名大学に行くという選択肢は役に立つ。

 

この本の著者が受験生の時、偏差値は37。担当教諭に勧められた大学は、偏差値37でも行ける地方の公立大学。「成績的に行ける」大学ではあったものの、著者は一浪し、有名私立大学の早稲田大学へ入学した。そして、学歴は役に立つという知見を得た。

「学歴なんて今の時代重要じゃない」「学歴だけですべてが決まるわけじゃない」という意見は一理あるが、学歴フィルターがあったり、出身大学でなんとなく人を評価しているのも確かだ。進路に迷っている若者たちに、きれいごとだけを教えるのはフェアではない、というのが筆者の主張だ。

なにも勉強一辺倒で高校時代を過ごせというわけでも、有名大学以外に行くことが間違っているというわけではない。ただ、その時の成績でいける大学を探したり、国公立だからという理由だけで進学するのはもったいない。高卒やいわゆるFラン大学卒から起業したり、有名人になったりする人ももちろんいるけれど、凡人にそれを目指せというのは非現実的だ。

この本は著者が17歳の時に知りたかった進路のこと、大学のこと、勉強についてのアドバイスが詰まっている。受験生だけではなく、大学生、子どもを持つ親にとっても有用な一冊になっている。