Mikatsuの本棚

本を読んだ感想など書いています

家事の断捨離

「モノが減ると、家事も減る」

毎日する必要があって、けっこう面倒くさい

いくら便利家電が増えても、完全になくならない

家事も断捨離できるなら・・・

 

『モノが減ると、家事も減る 家事の断捨離』

やましたひでこ 著

大和書房

 

 

この世には収納技術にたけた人や、こだわった家づくり、完璧な家事ができる人も多くいますが、そうでない人、なるべく家事はしたくない人も多いのではないでしょうか。

だけど食事や入浴、洗濯、掃除やそれに付随する家事は生きている以上避けられないもの。

何とか楽したいな、と思い手に取ったのがこの本でした。

 

「断捨離」で有名な著者が、自身の生活スタイルも公開しつつ、家事を減らすこつを紹介してくれています。

とはいえ、著者もプロ。個人的に一般peopleにはこれはちょっと真似できないなというものは置いておいて、生活に生かせる項目を記録しておきます。

 

★収納では片付かない

現在収納スペースがあまりない物件に住んでいることもあり、そうなんだよ!と思わず言ってしまった。

小さくたたんで詰めた服は、着るときにどれがどれかわからない。小さくたたんで詰める「家事」をそもそもしたくない。

収納されて「見えなく」なったものは忘れがち、どこにしまったのか?もしかして捨てた?と新しいものを買ったりしがち。

もしくはずっとしまわれっぱなし。あれ?じゃあそれいらなくないか?

冷蔵庫も食品ストックの棚も同じこと。きれいに収納された奥のほうで干からびていたり、賞味期限が切れていたりしてはかえって損。

ということで、きれいに収納しなくてもいいくらいのものの量でやっていこう。

 

★マットから卒業

玄関マット、お風呂マット、トイレマット・・・

前回マットを洗ったのはいつだろう?

実家にもあったし、デザインが素敵だし、なんとなく置いていたマット。

けっこう不衛生なのではと気づいた。

よくよく見るとほこりとか髪の毛とかついてるし、かといって衣類と洗濯なんてしたくない。じゃあ別で洗濯して干して・・・めんどくさい。

お風呂のマットは足ふきに欲しい。でもトイレマットいらないな。

頻繁にトイレマット洗えないなら、いっそなくしてクイックルワイパーしたほうが楽だ。

人の家に行ったときにトイレマットあるかどうかなんて覚えてないし(重要じゃない)、「トイレマットないの?」なんて聞いてくる人もいない(たぶん)。

ということで、マットから卒業。

 

★100円のインテリア、さよなら

これいつ買ったんだっけ?たしか100均で買ったかも。

ゲーセンでとれた人形、かわいいけど取っておきたいってわけでもないな。

いつのまにかほこりかぶっていたり、「収納」されている小さな安いインテリアたち。

「使えるのに、かわいいのに捨てるなんてもったいない!」って思いつつ、結局ほこりかぶってたりして大事にできてないし、家に捨てておくか、ゴミに出すかの違いなんだなあと。

ということで、さよなら。

 

★まとめ家事をしない、丁寧にもしない

年末の大掃除とか、週末のまとめ家事とか、時間的にもモチベーション的にも自分には向いてないと常々思っていたので、プロの人がこれ言ってくれると救われた気がしました。

その分日々ちょっとだけ掃除する。でも手抜き。「完璧に」「丁寧に」の呪縛から解放されよう!

年末も週末も忙しい。だったら今日ちょっとテレビの上をきれいにして、明日は簡単にレンジだけ掃除して、1日10分だけの掃除ルーティーンを実践する。

 

ということで、今日はこれで終わりです。